ペパボの佐藤さんの企画の情報発信に関するセミナーに行った。
2時間を講演と質疑応答に1時間ずつ割りふる大胆な構成に参加者の熱量に対する強い期待を感じた。
そもそも私が自分のウェブページを作ろうと思ったきっかけはさくらじまハウス2018というイベント(レポート動画)で友人と再会し,そのとき自分の作成したネタの紹介に苦労したためである.youtubeは要件を満たさないとurlをカスタムできない.そのとき登壇していた佐藤健太郎が面白かったので(あと他サービスと比べて支払いが便利そうだったから)サーバーやドメイン取得をペパボにした.
ついでに佐藤健太郎のツイッターもフォローしていたら,今度はセミナーで鹿児島にくるそうだったので行くことにした.
このセミナーはクリエイティブ産業や知識集約型産業を育成、振興する「クリエイティブかごしまプロジェクト」の一環で、企業の経営者および商品開発担当者等を対象にしているとのことである.今回は内容はクリエイターや広報等の担当者も対象にして、ペパボの歴史やサービスの説明を枕に、主にwebを使った情報発信について個人の活動から集団を巻き込んだものまで様々な事例を挙げていた.主な挙げられた事例はtrikotri 照寿司 わざわざ KagoshimaniaX THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 等.どれも大きな熱量を持って適したプラットフォームで共感される情報発信を行った事例である.また、キャッシュレス化やシェアリングエコノミーなど要注目なトレンドについても言及があった.
セミナーの時間は2時間だったのだが、上のような講演は1時間で終わってしまい残りは質疑応答だった.驚いたのは、そのとき参加者が官民さらに勉強中の人までとても業種が多様だった.質問点も様々で、ネット炎上を防ぐ方法や社員同士のSNSのつながり、ユーザー層とプラットフォームのギャップ、新しいトレンドへの感度を上げる方法等、各々が別々の問題意識を抱いているようだった.終了後も個別に質問をする人の姿が多く見られ、1時間でも質問時間は少ないと言えるだろう.
ちなみに終了後他の参加者と話をするタイミングがあったのだが、フェイスブックでこのセミナーを知った人が多いとのことだった.
個人的にもプラットフォームの検討が必要だと分かった.
関連のセミナーは10月24日(水)、11月6日(火)にも行われる.
http://kagoshima-design.jp/2018/seminar/