映画『北極百貨店のコンシェルジュさん』感想。やさしいデパートの雰囲気バッチリ

日記

デパートに来た動物をもてなすコンシェルジュのストーリー。何よりデパートの雰囲気が良く出てて良かった。明るくて、かといってギラギラはしていない、オシャレだけど包容力のある空間。淡い和紙のようなテクスチャや粗めのハッチングがあたたかみがあった。音楽はイージーリスリングっぽいメロディーなのに楽器の音が格式高さとかわいさを兼ね揃えて安っぽさがない。雰囲気はものすごく気に入った。

ただ、ストーリーはかなりしんどい、主人公は試用期間中のコンシェルジュでお客さんをもてなすのを頑張るんだけど、ハラハラする割にパートごとのうまくやってやった感が少ない。主人公以外も変なトラブルを起こすので全体的にキャラクターの印象がマイナス寄り。恐らく原作のエピソードを上手につなぎ合わせたような感じがしてそこは好感が持てる。

あとは犬…じゃなくてニホンオオカミののっぺりしててかわいかったです。ストーリー以外はかなり好きです。

サントラ、トーフビーツと柿本論理がいてなるほどと思った。

/映画「北極百貨店のコンシェルジュさん」 Original Soundtrack(Spotify)

映画公式サイト

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