どうしても霧島神宮のギャラリー天地人に行きたかった。前回行ったとき、何かと帰りにくかった気がする。電車がほとんど特急で予算がかさむ気がする。前回は運良くバスが来たので事なきを得た。改めてバスの運行状況を調べるとちょうど良い時間に国分行きがあることが判明した。しかも平日ならその便が多い。急いで行きの鈍行の便に乗った。
料金面の利点は、改めて計算したら在来線を使ったら片道500円安くなり、バスなら300円安くなるくらい。googleの経路表示が間違っていて1000円くらい差額が出ると思っていた。
10時。霧島神宮駅に着く。ICカード非対応駅なのを忘れてしまい、ガレット屋で決済と証明書発行を行なう。ギャラリーが開くまで少し時間がある。まだ喫茶店などは開いていないが、駅中のギフトショップと前述のガレット屋は営業している。山の方に歩いて、Aコープの品揃えが心なしか宮崎っぽいのを確かめる。もう少し時間があったらヤマザキストアにも行っていたかもしれない。(ちなみに霧島神宮は駅からかなり遠いので行こうとしてはいけない)
天地人に行く。レストランができて居ることが顕著だが、去年から開拓が進んでいるように感じる。


入場料金500円。あごぱん氏、川井田氏、篠崎氏の作品が大体2:4:4の割合で展示されている。プリミティブな石蔵と丸太の枠組みの中にところどころ白いパネルがあるのが不思議。あごぱん氏の絵は額に入っていて、他二人が象形文字寄りなので異質。篠崎氏の作品は、私の好みの密度とアウトラインの作品が照明の気になる位置にあった。作品が左上方に来るように移動すると光の反射が邪魔しない。その位置では、アウトラインが立体的に見えて、認識できたパース上ではその位置が正面に見えた。フラットだと思ったものに厚みがある例である。川井田氏は前回見たときより、部分部分が具象的な作品があった。それだけでも驚きだが、パネル一面にドローイング・スケッチがホチキスで一点固定されたブースがあった。展示の企画はアートを近い距離に置くことの提案だったと思う。それはあくまで客目線だったと思うのだが、作る側にとって距離が近いものを見せた方が理解が深まることも一理あるかもしれない。はたまた、作品の形式によってはホチキス留めはかなりラフでかっこいい。ハンズマンの会計済みテープが最高にインナースペース感があって痺れた。
さて、ちょっと疲れを感じる。おやつを食べる時間を逆算すると良いタイミングで平日限定のバスが来ることが判明。カレー屋横のカフェに行く。プリンを食べたいがドリンクをコーヒーかスパイスチャイかで迷うと、スパイスがカレー屋の配合らしくチャイを勧められる。なるほど、チャイ本体は甘い一方、泡はあっさりしていてピリリとしたスパイスを感じる。カレーの事を考えながら飲むと確かにカレーの雰囲気を思い出す。その口でプリンを食べると初めて食べる味、と見えてどこか懐かしい記憶が何か思い浮かぶ。カレー・卵・牛乳…原材料を手がかりにたどるとオムカレーが脳内に出現した。オムカレーの概念がそのままランチからデザートに転生した味だったので、試してみてほしい。

カフェに入る前、駅の裏からキャンキャンと小ぶりな犬の鳴き声が聴こえる。気になって様子をうかがうと、休憩中のスタッフがどうやら犬と戯れていそうな雰囲気。しかし話を伺うと犬駅長のウォーミングアップとのこと。特急の「お出迎え」をするらしい。カフェ後のバスを待つ間、お出迎え役としてホームに行けたので過ごしてみる。改札に小さめの柴犬が配備され、ホームの端では太鼓がドカドカ叩かれている。現地の幼稚園児が手旗を持ち、昼休み中かと思われたガレット屋が軽食を売っていた(ガレット屋の業務が多い!)。電車はいつも見るものより豪華だった。改札に戻ると犬がおとなしく、したたかに犬好きを見極めて抱っこを持ちかけていた。

無事バスに乗り、国分に行く。個人的には霧島神宮に行ったら国分方面を歩きたい。運賃節約以外にそんな意味でも利害が一致している。
山形屋ストアでは北海道物産展があった。夕食には少しかさばりがちなので断念。テラスに腰掛ける。

その後、ブックオフで気になる本があったのだがどうせなら100円で売ってそうなのでスルー。国分駅で精算証明書の手続きをして(ICカードを使用可能にするためにしなければならない)、隼人のハードオフ等をチェックして帰る。道中、ついこの前行った食兼・図書館兼・歯のポスターコンクールの会場を通りがかる。早急には欲しくはないが、いざとなれば確保に向かいたい掘り出し物を見つける。

夕方16時。電車に乗った時には消耗が表に出つつあった。国分→隼人の移動は地図で見るより遠いので何か飲み食いしながらのほうが良い。運賃は100円安くなるが、道中に用事が無い場合はお勧めしない。夕飯は家でレトルトカレーにした。いやどうせならとホワイトシチューにした。甘い。
楽天カードの会員特典で雑誌の電子書籍が今日まで見られる(正確には5月付けの閲覧権を先週発効しておいた)のでそれに目を通す。1冊はクックパッドのオススメレシピ集。調理法の引き出しを見つけるのに役立つ。気になったレシピはタイトルだけ記録しておけば後で探せるので今日までしか見られなくても大丈夫。あとの2冊はガールズ(20代レディースだろうか)寄りのファッション誌にしていた。人の姿、特に女性はよく理解できないので学習サンプルになる。そういう使い方で正しいのだろうか、本来の情報の意図は何だろうか。そう思っているうちに、写真がプラモ雑誌の「作例」のように見えてきて何となく納得する。しかし、どことなく建付けの悪さがこみ上げてしまう。そもそも何故ファッションモデルがプラモデルに見えたのか。と、考えると彼女らの体格がおおよそ一様に見えてしまったからだと気がつく。同じ品番の改造例が延々と出ているような気分だった。どちらかと言うと、プラモデルの方がガンダムならガンダムとザク、美少女プラモでも何かとバリエーションがある。言わば、一冊通してガンダム特集。素人にはどれも同じ素体に見えてしまう。ガンダム特集ならまだ良いのだが、ファッションという個人のライフスタイルがそれ1色なのはあまりにも窮屈なんじゃないかと思った。
楽天ブックスのカード特典のなかでオススメの雑誌があったら教えてください。

