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2026.02.12
2025.10.18

1年越しに気がつくフェスの熱響(WALK INN FES!決起会)

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8月9,10日開催のWALK INN FES! 2025 IN LIVE HOUSE に向けて、7月18日に決起会が行われた。去年、バンド「SlowMotionDaze」のメンバーとして演奏したあの日から1年が経過したことを実感する場でもある。決起会で去年のダイジェスト映像に、演奏だけで無く熱気とそこにいた実感が詰まっているのを見て、2024年の終わりをようやく受け入れた。

誰でも来れる決起会の夜

音楽スタジオ「WALK INN STUDIO!」が主催する「WALK INN FES!」は、鹿児島バンドと県外からのゲストが入り乱れる音楽イベントだ。キャパルボのホールでドリンク片手に話をする決起会は、出演者でなくとも誰でも来れるオープンな集まりである。バンドを結成してから数年目、ライブハウスに対して愛着があるような気もする。それは単純に顔見知りが増えたからだけではないと思うが、一体何がきっかけなのだろうか。

会話をしている大野(キャップの男)

客席からライブハウスのステージへ

初めてライブハウスの存在を知った日は覚えていない。それまではライブは超有名アーティストが市民文化ホールでするものだと思っていたのは覚えている。ライブハウスで様々な知名度のアーティストや地元のバンドのライブを観るようになり、年々頻度が増えた。そのうち演奏者と親しくなり、スタジオで演奏を合わせるようになった。そんな関係の1人(大野民生のことである)からバンドに誘われ、好奇心から承諾すると毎週スタジオに行くようになる。

大野の人徳もあって、数カ月後ライブの出演が決まる。ライブハウスによってはリハーサルスタジオ業を行っているものもあり、スタジオを活用しているとある程度認知されるようだ。それから、地元のバンドのイベントや、県外ゲストが来るイベントなど様々なイベントに出演し、結成三年目、WALK INN FES!に出演する。

ままならないフェス当日

いまだにライブは慣れない。体力的にも精神的にもあまり余裕が無い。準備から当日、本番内外まで反省点ばかりが思い当たる。

特に去年のWALK INN FES! 2024 では、大野のフリーボーカルからカンで合わせる曲があった上、本番前日から大野の喉がかすれていた。当日はどうにか演奏にこぎつける。キャパルボのホール内を駆け回りながら「思っていたよりも広いし、人も多い」と感じていたのは覚えているが、感慨を感じる余裕さえも無かった。

同時に、CDプレスにも挑戦していた。ライブ観覧と物販の番を分担して階を往復。想像以上に神経をすり減らした。気がつけばいつにも増して当日の記憶が夢のように朧げだった。

(当日の大野の様子はラジオ番組から確認できる)

映像が呼び覚ますあの日の実感

共演者と会う機会としては、決起会のようにライブとは別の日にあるものは貴重である。バーやスタジオのロビーで会うチャンスはあるが、生活範囲の合う人に限られるし、バーなどには未成年の人は来れない。様々な人がいる中、決起会のスクリーンには去年のフェスのダイジェスト動画が上映される。

まず、準備の都合で観れなかったバンドの映像が流れる。オーディションで気になっていたPoly lismを物販のフロアにあるモニターで観ながら、ハラハラと大野を待っていた記憶が蘇る。大野の声が自分達のシーンで分かる。もっとボロボロだと思っていたが、記憶よりもちゃんと出ている。上から見下ろすカメラから、のたうつ大野と跳ね回る自分、遠巻きな観客が写っている。あの日に自分がそこに存在していた。その実感が今年のフェスの始まりと共に訪れた。やっと去年のフェスが終わったのだと納得できたのである。

映像によって、あの日には自分だけではなくスタッフや観客、(見逃していた)バンドが揃っていたことを思い出した。同時に、今年にもイベントが続くのだと分かり、一瞬一瞬が絶え間なく積み重なっていくのだと、初めて心から腑に落ちた。それが、ライブハウスに対する思い入れの正体だろう。

一瞬は続く

ライブは客としても、演者としてもその瞬間に全力だろう。ひとつひとつは小さな出来事にすぎないかもしれないが、それらが積み重なって想いが作られる。出演経験者としてWALK INN FES!もまた、そうやって作られていると胸を張って言える。今年もキャパルボの階段を登り、新しい瞬間を体験してほしい。

※WALK INN FES! 2025のインタビュー番組。地元バンドのみですがライブ動画もあってフィーリングが分かりやすい。

WALK INN FES!公式サイト:https://ongaku-heiya.com/walkinnfes

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フェスの物販も置いてありました。去年はこの場所あたりでライブをしていました。
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