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2026.02.12
2025.10.18

diary250825霧島さまざまな風格と愚かな大食い

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天地人”ASTROLABE ”:西洋の古い絵札と木製家具の展示。絵札は木製。中世にありそうな占いやゲーム用の寓意が見えるカード。ワンデッキ1揃いではなく、さまざまなフォーマットで置かれたり額装されている。四角く西洋めいた絵馬を旅先で集めた、とイメージすると分かりやすいかも知れない。石蔵の一角が職人の工房だったり、時代を超越した街角に見えたり神秘的だった。

根本は家族旅行なので話を戻す。両親だけで遠出をさせるのがほんの少し心配なので、運転や荷物持ちの負担を軽減させたい。とは言え、わざわざ遠くのホテルで温泉とビュッフェを楽しむ意義はよくわからない。普段、目的地にカウントしないスポットに行くことになった。そこで何か作業に集中できればうれしい。

道中、前述のギャラリーを経由したが思いのほか順調でチェックインより大幅に早く着いた。物産館やローカルスーパー、あと滝を巡って時間を潰す。

始めていく場所ではあったが、行動範囲からそこまで離れていないので品物自体は馴染み深い。スーパーの内装がレトロでおもちゃと書かれた看板の下にオムツがあったのが印象的だ。カワイイレトロ的なカラーリングの中にくすんだ色を差し込むのが本物レトロの風格である。

あと、立ち寄った蕎麦屋のBGMがJPOPのオルゴールアレンジと見せかけてマニアックなサザンだったのが気になる。勝手にシンドバッドでもTSUNAMIでもなく、ミス・ブランニュー・デイ。

それでも時間が少し余ったのでフロントでコーヒーを飲んだらあまり納得しない味だった。天井に豆が入っていて30秒ほど待つタイプのコーヒーマシン。8割変な味がするのに稀にアタリの店があるからチャレンジしてしまう。

荷物を部屋に置いてから、気になっていたコーヒーダイニングに向う。電気式のサイフォンが面白かった。

その後、ディナービュッフェへ。とりあえずフライドポテトを軸に洋食を取ろうと思っていたが、フライドポテトが無かったので慌てる。皿に対するイマジネーションが白紙になる。そうなるとメニューを順繰りに取るしかない。最初に取ったのは目玉と思わしき品は握り寿司とトンカツ、焼きシャブ。炭水化物あるいは油分が重く消費する食事力(イートポイント)は大きい。おいしいことにはおいしかったが、何らかの専門店で食べたことがある品目なのでハードルが高い。冷静であれば一度スルーする発想もあっただろう。

つまり、ビュッフェで狙い目になるのは副菜。環境ごとに得意なジャンルを見極め、アタリの料理を見つけるのが巧者。おなかに自信があるので、全品一口ずつ取る。酢豚、野菜炒めが群を抜いておいしかった。味付けが複雑で塩や油に頼らない旨みがある。それらは弁当で日持ちする味付けのものをよく食べるのでハードルが低い。ホテルの何でもソツなくこなせる特性を考えると、平凡なメニューこそ狙い目だと言える。

デザートは単純に好きなものを食べた方がいいと思う。今回は家族旅行なので一通り食べて、アタリのメニューの情報を共有することにした。コーヒーゼリーやババロア系のケーキに旨みが強いことが分かった。

その後、その場で茹でるパスタの量が多く、しまったと思いつつもモチモチとした正解の柔らかさに驚く。生麺をサッと茹でたのだろうか。

もちろん、ピザ、せいろ蒸し、唐揚げなども外さない。要するに、油分やカロリーを考えずほとんど食べた。

そうなるとアタリの料理だけたくさん食べたかったと後悔する。全部食べないと最適解が分からないとも思うので、基本的にビュッフェには納得しない。

強いて言えば、食べた後に致命的なトラブルが発生しなかったところに薄い満足感がある。少しハメを外したくなるほどおいしかったので、ちょっとだけ体の調子が悪くなるくらい食べようと思った。予想していたのと同じ程度にお腹を下したので「計画通り」とほくそ笑むが、内心愚かだと思っている。2つ隣のトイレの個室で幼児が食べ過ぎたと話していているのが聴こえて、きっと自分が思っているより頭が悪かなんだろうと思った。

そんなこんなで、温泉にも行かなければならない。腹ごなしに歩くことになった。階段にリノベーションしたエスカレーターや調整中の太鼓の達人があって、整ってはいるが年季を感じる内装。不思議なスポーツランドと書かれた看板があった。案内をたどると、より建築そのままの離れに着く。物々しい映画音楽が聞こえてくる。音の出どころを見ると、無造作に置かれた机の上に白いラジカセがあった。

さらに進むと小さめの講堂に的あて等が設営してあった。入場量が何百円か。

腹の落ち着きを感じて温泉に入る。内心、近所の銭湯と本質的には変わらないと思っていた。しかし、寝る前に入れるのには嬉しさを感じる。久々の風呂に肌が喜ぶ。

ビュッフェでデザートを食べたりない。デザートはビュッフェタイムから間を置いて食べるべき。売店でアイスを買うか迷っていたら、温泉でサービスのアイスがあった。どうしてもビュッフェのデザートと比較してしまう。

もうちょっと何かやりたかったので、フロントにある焼酎のドリンクバーを飲む。総計して紙コップの三分の一程飲んだ。ほんのりドキドキ。寝るときほんのちょっと頭が痛くなって、天井の火災報知器が気になってよく寝られなかった。

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