ライブが終わると勃起犬と共同で泊まる宿に荷物を置いて夕飯を探す。大人数食べられるちょうど良い店が見つからない。夜の大分を歩きたいグループとさっさと食べて休みたいグループに分かれる。夜の街を歩く。どうもキャッチの人に避けられているらしい。メンバーを見直すと普段着の男女2人と、レインコートの下から調理着をのぞかせる私、半袖半ズボンでクッキーの箱を掲げる瀬川の四人だった。普段からあまり話しかけられないので分からない。僅差で瀬川の方がより話しかけにくいと結論が出た。どうあがいても侘しい気分になる議論はあまりしないで欲しい。道中、1人だけ向こうから話しかけてくる人がいて、自己紹介ののち、スマホにタッチするとWEBページが出るようにした寿司を使った。うまく動作しなかったので、ただただスマホに寿司でツンツンするだけになってしまったのが悲しい。一回りして、コンビニで焼きラーメンを食べた。

その後、寝る人やタバコに出る人に分かれる中ひとり荷造り。頭が疲れてどうしたら片づくのか分からない。ライブ後の機材を適当に入れたカバンの中身を出して、帰り道で使うものとそうでないものとで分ける。それだけのことに苦労する。その割にギンギンで落ち着かない。寝れはしたが。
朝、眠りは浅く起きていたのかあやふやな中、瀬川氏のアラームが鳴る。知らない、ロックのサビ。何度も聴いたせいかくどく感じる。なかなか起きないのを面白がりながら荷造りしたカバンを開けると自分のDSからもアラームが出ていたのでどっちもどっちだとおもう。そのうちどんどん人が起きてきたので、起きられた5人くらいで近くのコメダコーヒーに行く。三者三様のコーヒーとモーニングを頼み、シロノワールを分ける。バターではなくジャムを頼むと卵クリームと衝突するという学びがあった。気分が落ち着かないのか、食後やけにパン屑が落ちてるだけで大笑いした。シェアハウスのような気分だった。

その後、車で分かれる。温泉に行きたい、大分駅か別府を散策したいと話したら他に競合するプランがなくてそのまま通ってしまった。
どちらもいろんな場所で展示があるらしい。

別府に行く途中の道の駅に寄る。木のミニハウスがあったので大野に入ってもらう。何かの宣材に使うかも知れない。お土産を買う。一口大のクレープを買ったら、大野はパンを3つ食べていた。昼食を食べるときどうするんだ。


行きたかった本屋は予約制で入れなさそうだったので車で通りがかるだけにした。ようやく温泉に行く。近場の温泉をいくつか提案したのだが、なかなか決めきらない。駐車場があるかどうか分からないと言う名目で、しっかりした温泉宿みたいな所に決まった。確かに駐車場はありそうだが、今思うと瀬川氏が温泉っぽい温泉に行きたがっていたような気がする。個人的には決まればどうでも良い。ろくでもない温泉なんてほとんど無いだろう。そう思っていたら、道中はとんでもない坂道で、あったのは洗い場の無しの温湯と熱湯の2つの露天風呂のみ。眺めは良かったが、坂道がきつすぎるのを差し引くと今までで一番過酷だった。ちなみに大野は温泉に入らず、受付小屋の前で水を飲んでいた。

その後は1時間の別行動。それぞれ寄りたい場所に行く。別府はアートのイベントがあるらしく、適度にブラブラすることに。道の駅を降りるときに座席に隠したカバンが見つからずに慌てたが、元はと言えば大野がバックシートにあると言ったのが原因である。スプラトゥーンのカバンと、ニンテンドーのカバンを間違えたらしい。紛らわしいかもしれないが、一緒くたにするのはそれはそれで正気の沙汰ではないと思う。

駅のインフォメーションセンターでマップを入手。今日どこで何をやっているのかはWEBページが頼りで、WEBページとマップアプリを行き来するのが面倒。効率良く場所を回るのが目的だったらフラストレーションがたまっていたと思うが、散策コースとしては住宅街、簡素な通り、商店街、駅前とバランス良く散策できたので満足。









その後、瀬川氏希望のうどん屋に行く。間違いのない御当地チェーン店をよく知っているので非常に嬉しい。食べようと思えば同じ値段で3玉まで食べられる上にカレーやおでんもある。じっくり体力を回復できるポイントはここが最後なので、ガソリンスタンドの選定などの準備を行う。

ネットで検索した店を選んだら車が混んでいたので、どうやら本当に安い店らしい。瀬川氏の勧めでタイヤの空気圧を整えてもらう。
この段階で瀬川氏には休んでもらったのだが、自分が運転しているとスマートフォンのナビを確認できない問題があった。到着はするだろうと思っていたら、とんでもないカーブの山を通った。体力的には問題なかったが、道が山々していると寂しくなってくる。徒歩や車にかかわらず、暗い山を移動するとそうなるらしい。
その後、瀬川氏と運転を交代しながら鹿児島に戻る。メンタルの揺れがダイレクトに手の動きに表れてくるのだが、それを自覚すると落ち着いてくるのが不思議だ。瀬川氏の荷物を下ろすときに、大野にもチェックを頼んだのに降ろし漏れがあった。尽く頼みごとを完遂しない。結果的に荷物を彼が預かるのが最適解だった気もする。

特に何もなく帰れたので良かった。

