微妙に睡眠のサイクルが狂うなか松元に行く。普段は休まず目的地まで歩けるのだが、道中の店先にあるベンチで休んでしまった。余った資材で作ったシンプルな機能性。今思うと大きめの車止めだったのかもしれない。到着。まず、温泉に入る。日曜の午前は予想外に混雑していて、普段は入らないサウナに入って洗い場が空くのを待っていた。ロビーで350mlの炭酸を飲んで、何も考えない。
その後展示を見る。「ゆるさ」がテーマと言える作家。厳密に言えば本人に独特の達観した雰囲気があり、それに素直な作風なのでそう見える。ドローン寄りのアンビエントが流れ、安眠をテーマにした作品や布団が置かれる。傍らにはアンコ(綿か何かのつめもの)が入ったスウェットがあり、隅にはペイントが施された骨壷が置かれている。体力がつきそうな時にはどうしても死を想像してしまい、危うい。食堂でナポリタンを食べて気を取り直す。作家のグッズにはうんこをモチーフとしたものも多く、それが生を実感させる。食後にはそう思った。今思えばうんここそ死かもしれない。
ドーナツを買う。実は親戚が帰省していたので渡しておきたかったが、結局タイミングが合わなかったので自分で食べた。
夕方はライブに行く。去年、観に行ったライブの人が別のユニットで来たのである。ボイスパフォーマンスとセリフの演技と歌がシームレスに移り変わる。ピアノも同じぐらい隙がない。様々な世界観、感覚的にはワールドミュージックを縦横無尽に聴いていた感覚だった、途中に我流の落語のようなものが一席あったような気がした。インパクトが強すぎてそのことしか覚えてられていない。
ライブのあと、友人が近くの席の人と仲良くなって別の店に行く最高のシーンに立ち会った。なんでもあった日だ。

