カップルズという映画、クーリンチェ〜(牯嶺街〜)で有名なエドワードヤンの作品を観た。高品質な映画だった。
おそらく17歳くらいの男の子たち4人組が自作自演占い詐欺をしたり、同年代の女をこまして売春させたりしている。そんな中、四人組のボスが行方不明の父や父を破滅させた人と出会ったり、下っ端が行きずりのフランス少女に情を抱いたりする。抽象的に説明すると「悪ガキ組織の壊滅」の一言で済むが、その過程は少し複雑だ。
四人組のリーダー(レッドフィッシュ)は父親が女関係で破産して蒸発している。その他3人は、リトル・ブッダ役(トゥースペイスト)、女たらし担当(ホンコン)、英語が話せる新入り(ルンルン)で構成されている。この2つを抑えておけば話についていけると思う。1)リーダーが父親と再会する。2)リーダーの父親を破滅させた女を占い詐欺や女こましで破滅させようとする。3)新入りがフランス少女に情を抱く。の3つのラインが絡みながら同時に進行して頭が疲れてしまったのだが、瞬間瞬間がごく短いオムニバスムービーのようにも見えて飽きない。
ワンシーン毎のシーンの陰影がものすごく意図的で上手い。実態とは異なるのだが、少女漫画を熟読しているような脳の働き。薄暗い中にギラギラと光る猥雑なバー、賑やかな街、ただただ白い父の隠れ家。大枠な物語があるものの色んなシーンがどんどん出てくる。情報量の魔術のようなものに惑わされながら、きっとなにか悲しいことがありそうな気がして、それが何でいつ来るのか怖かった。
客観的に観ると悲劇だったのだが、その裏に滑稽さもある。絶妙にオバサンっぽいターゲットの女とか、うっかり相手の神経を逆撫でしまくるおじさん、何かとかわいそうな下っ端の殺し屋、ヘラヘラした美容師…四人組の周りには色んな大人がいて食う側なのか食われる側なのか一様にはカテゴライズできない。
画も物語もストレートに面白さは伝わるが、とにかく情報量が多い。質の高い映画だと思ったが、すべてに心を委ねるか、目を凝らすか、観る側に何らかの覚悟を求める映画だと思った。
と、夕方は映画を観ることにしていたので夕飯は弁当を買う。また、新しい機材の開発が一段落し、ホームセンターで買うものの目処がついた。そこから逆算して日用品以外の買い物を済ませる。
ハードオフで必要ではないがあるかどうか確認したいものを確認。ついでにいちいち注文するのがめんどいケーブルを確保。ホームセンターで畳の補修用品を購入。と、手順を踏むと弁当が割引される時間に弁当屋に着くのでスマート。しかし、家に着く頃には少し疲れているので仮眠。微妙に映画の時間ギリギリになってしまった。
映画を観た後は新機材の動作確認をしようと思ったが雨に打たれてしまったので頓挫。
そういう時に進めるタスクはあまり進まない。うーむ。
日記の進行上朝の内容は書かなかったが、冷麺を作った。切ってない具を切りたかった。具は余りを冷凍保存したかった。すると、おくら、豆苗、キュウリ、トマトの冷麺になる。具を冷凍保存できるとうれしい。

